3. 地域づくりに対する意識
1)狭山丘陵周辺の団体等を対象とした意識調査
(1)調査内容
里山の自然を核とした地域づくりに対する意識を把握するため、狭山丘陵周辺のさまざまな団体を対象としてアンケートを実施した。
質問は、1]会の活動内容と地域、2]活動と里山とのかかわり、3]狭山丘陵における地域づくりへの関心度について行われた。
(2)調査方法
アンケートは、狭山丘陵周辺の9市2町を所在地とする自然、福祉、教育、経済、産業、商工等の団体から202団体を無作為に抽出し、その事務局あるいは代表者宅へアンケート用紙を郵送した。アンケート用紙の回収は、返信用の封筒を同封し、郵送により行った。
なお、未回答団体についてはハガキにより1回以上のお願いをし、回収に努めた。
調査期間は、2000年7月10日〜8月3日である。
(3)集計方法
回答は、1]団体の性格による分類別の単純集計、2]地域別(東京都、埼玉県)の単純集計、3]活動地域と里山とのかかわりについてのクロス集計、4]狭山丘陵における地域づくりへのかかわりについてのクロス集計、5]設問間のクロス集計の5種類について集計を行った(表II-3-1)。