(3) 経済性
1] 船室等付帯設備の規模
2] 運転経費
3] 他目的への転用
2.3 設計の順序
バックホウ浚渫船の設計は一般に次の順序で行う。
〔解説〕
バックホウ浚渫船の基本設計に当たっては本船に要求される施工条件及び設計条件の下に本基準に示す順序に基づいて行うとよい。
なお、土質、浚渫深度等の施工条件により浚渫能力が増減することは前に説明したが、掘削反力についても土質、水深、施工方法等により変化するものであり、選定したバックホウ掘削機械の最大水平掘削力に対して、本船のスパッド強度をどのように設計するべきかが最大のポイントであるが、これらの問題点については本船の発注者〜設計者〜バックホウ製造者の三者間で基本設計の段階で十分協議することが必要である。