3.2 シリンダライナ シリンダライナは耐摩耗性に優れた高温強度の高い特殊鋳鉄製で、特にシリンダ上部は、ガス圧による変形を少なくするために厚肉とし、熱負荷を軽減するため、きり穴加工による強制冷却構造としている。また、シリンダライナの摩耗を軽減し、潤滑油消費量を低く安定させるために、シリンダライナ上部にはプロテクトリングを設けている。
3.2 シリンダライナ
シリンダライナは耐摩耗性に優れた高温強度の高い特殊鋳鉄製で、特にシリンダ上部は、ガス圧による変形を少なくするために厚肉とし、熱負荷を軽減するため、きり穴加工による強制冷却構造としている。また、シリンダライナの摩耗を軽減し、潤滑油消費量を低く安定させるために、シリンダライナ上部にはプロテクトリングを設けている。
図1 シリンダライナ
3.3 シリンダヘッド シリンダヘッドは、機械的強度が高く熱伝導性のよいバーミキュラ鋳鉄を使用している。シリンダヘッド高さを大きくとり、燃焼面は厚肉構造とし、きり穴加工により強制冷却する構造で、4本のシリンダヘッドボルトは油圧工具で強固に締め付けられている。この構造の採用により、高い燃焼圧力に対しても弁シート部の変形は少なく、各部の熱変形を均一化し、弁と弁シートの当たりを良好に保つことで、弁温度を適正な温度に保持している。
3.3 シリンダヘッド
シリンダヘッドは、機械的強度が高く熱伝導性のよいバーミキュラ鋳鉄を使用している。シリンダヘッド高さを大きくとり、燃焼面は厚肉構造とし、きり穴加工により強制冷却する構造で、4本のシリンダヘッドボルトは油圧工具で強固に締め付けられている。この構造の採用により、高い燃焼圧力に対しても弁シート部の変形は少なく、各部の熱変形を均一化し、弁と弁シートの当たりを良好に保つことで、弁温度を適正な温度に保持している。
図2 シリンダヘッド
前ページ 目次へ 次ページ