2) 診断機能
ECMは、エンジン状態監視のための各種センサ信号を解析し、エンジンの異常や故障につながる状態の発生を検知し、その内容により警報ランプや点検指示ランプを点灯し、さらに原因診断結果を点滅コードで点滅表示もしくはパネルに表示します。
点滅表示は、ランプの点滅パターンで2桁の数字を示し、図9に示すような診断結果を発信し、事故を防止する。
これらの診断結果は、別途診断コードに置き換え、時系列履歴としてECM内に記録保持される。これは、サービスツールを接続して読み出すことができ、効率のよい保守整備につなげることが出来る。