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コニカルドライブマリンギヤ

NICOコニカルドライブマリンギヤは、カサ歯車では製作の難しい狭い軸角を容易に得ることができる円すい歯車(コニカルギヤ)を採用して10°の入出力軸角を持たせた高速機関用マリンギヤです。

MGNV形には、機関・プロペラ軸系の配置方法により、標準タイプ(MGNV形)とU夕ーンタイプ((MGNV-C形)の2タイプがあります。

 

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図3 コニカルドライブマリンギヤ

 

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図4 機関およびマリンギヤの配置

 

コニカルドライブマリンギヤの特長

一般に船舶のプロペラ軸系は7〜10°程度のシャフトレーキ角を持って据え付けられています。

そのため、MGNV形の機関艤装上の特長、利点は次の通りです。

 

1. 機関を水平に設置できます。

2. 機関およびマリンギヤの据え付けが容易です。

3. 機関前端の高さを低くできます。(H寸法)

4. 機関センター位置が下がります。(h寸法)

5. 船の安定性がよくなります。

 

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図5 機関配置比較図

 

 

 

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