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( ) 4. 2サイクルエンジンの第2行程は、圧縮・燃焼・排気である。

( ) 5. クランク軸1回転でピストンは同じ位置に戻ってくる。これを1行程という。

 

問3-1-15

次の文章で正しいものに○、誤っているものに×を付けなさい。

( ) 1. シリンダ径120mmで、平均ピストンスピードが8.5m/sのエンジンは、一般に小形高速エンジンに分類される。

( ) 2. ディーゼルエンジンの燃焼方式には、直接噴射式と副室式に大別され、直接噴射式は副室式に比べて始動性がよく、燃料の経済性がよい。

( ) 3. 4サイクルのエンジンはクランク軸1回転中に吸入、圧縮、燃焼、排気の4行程を行っている。

( ) 4. 1gの燃料を燃焼させるためには理論上約15gの空気が必要とされる。しかし、燃焼は短時間で行われるので、実際の空気量は、理論的に必要な空気量より少なくてもよい。

この実際の空気量と理論上必要とする空気量の割合を空気過剰率という。

( ) 5. ディーゼルエンジンは熱機関の一種で、現在一般に使われている熱機関の中で最も熱効率が高く、35〜45%位である。

 

問3-1-16

次の文章はディーゼルエンジンについて述べたものです。正しいものに○、誤っているものに×を付けなさい。

( ) 1. 熱機関は内燃機関と外燃機関に大別されるが、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンなどの往復動機関は内燃機関、蒸気タービンやガスタービンエンジンは外燃機関に分類される。

( ) 2. 4サイクル機関はピストンが4ストローク動く間に1つのサイクルを完了するので正確には4ストローク1サイクル機関と言う。

( ) 3. 2サイクル機関は第1行程で燃焼、排気、掃気を行い、第2行程で掃気、充気、圧縮を行う。

( ) 4. 4サイクルにおいて吸気の始まる上死点では吸排気弁の両方の弁が閉じている。この上死点の事をオーバーラップの上死点と言う。

( ) 5. 燃焼方式は直接噴射式と副室式に大別され、直接噴射式は副室式に比べ燃焼室の面積が少ない為、燃料消費が少ないが、始動性能が劣る。

 

 

 

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