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2・234図は電気式の水温計センサ部の構造図で、内部にはサーミスタと呼ばれる抵抗器が入っており、このサーミスタは、温度が低い場合は、抵抗が大きく電流が少ない、逆に温度が高くなると抵抗が小さくなり電流が多く流れる特性がある。水温計センサは、このサーミスタを利用して、冷却水温度を電流値に変換し、2・235図の回路でセンサからの電流値をメータの内部で読みとりエンジンの水温を指示させるものである。

 

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2・234図 水温計センサの構造図

 

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2・235図 水温計回路図

 

(4) 操作場所表示灯

操縦場所が何処であるかを切換装置と連動で表示する装置で通常は操縦盤や監視盤などにランプ表示する。

(5) クラッチ位置表示灯

前進、中立、後進などの位置を表示するもので、通常は操縦盤や監視盤等にランプ表示する。

4) スイッチ関係

(1) 圧力スイッチ

LOスイッチとも呼ばれており、潤滑油圧警報装置の検出部に使用され、最低設定圧力以下に油圧が低下したときに作動し、操縦者や監視者に警報するスイッチである。

 

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2・236図 圧カスイッチ

 

 

 

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