2・152図 単体形噴射ポンプ用機械式ガバナ
(2) 列形噴射ポンプ用機械式ガバナ 集合形燃料噴射ポンプの場合は、2・153図および2・154図に示すようにポンプの端に取付けてポンプと一体で調速機を設けている。原理的には機械式ガバナと同じであるが、燃料噴射量の制限装置、始動時の燃料増量装置およびエンジンのトルク特性を改善するためのトルクスプリング等がコンパクトに組込まれている。
(2) 列形噴射ポンプ用機械式ガバナ
集合形燃料噴射ポンプの場合は、2・153図および2・154図に示すようにポンプの端に取付けてポンプと一体で調速機を設けている。原理的には機械式ガバナと同じであるが、燃料噴射量の制限装置、始動時の燃料増量装置およびエンジンのトルク特性を改善するためのトルクスプリング等がコンパクトに組込まれている。
2・153図 RSVガバナ
2・154図 リンク機構
(3) 油圧式ガバナ 舶用主機関に用いられている油圧ガバナはウッドワード社のSG形、ゼクセル社のRHD形が殆どである。基本的な構造は両社製ともほぼ同じである。これらのガバナはエンジンに垂直又は水平に取り付けられ、駆動軸はスプライン又は歯車によりカム軸などで駆動され、出力軸はガバナの片側からでも両側からでも取り出せ、停止は速度調整軸をアイドルスピード位置より更に回すことにより行う構造となっている、2・155図にウッドワード社のSG形ガバナの構造を示す。
(3) 油圧式ガバナ
舶用主機関に用いられている油圧ガバナはウッドワード社のSG形、ゼクセル社のRHD形が殆どである。基本的な構造は両社製ともほぼ同じである。これらのガバナはエンジンに垂直又は水平に取り付けられ、駆動軸はスプライン又は歯車によりカム軸などで駆動され、出力軸はガバナの片側からでも両側からでも取り出せ、停止は速度調整軸をアイドルスピード位置より更に回すことにより行う構造となっている、2・155図にウッドワード社のSG形ガバナの構造を示す。
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