日本財団 図書館


( ) 3. 潤滑油のトロコイドポンプは、トロコイド曲線を利用した歯数の異なる2個のロータを同方向へ回転させることにより、潤滑油の吸入、圧送を行う。

( ) 4. エンジンの冷却方式には、空気冷却方式と水冷却方式があり、水冷却方式には海水直接冷却と海水間接冷却がある。最近の高速エンジンのほとんどは、軽量化のため海水直接冷却が採用されている。

( ) 5. サーモスタットは水路を切り替えたり、冷却水の流量を制御したりして、冷却水の温度を常に一定に保つ働きをし、過冷却を防止するものである。

 

問2-2-45

次の文章は潤滑装置について述べたものです。正しいものに○、誤っているものに×をつけなさい。

( ) 1. 潤滑油ポンプにはトロコイドポンプやギヤポンプが用いられるが、大形機関にはギヤポンプが使われている。

( ) 2. ギヤポンプにおいて、軸とブッシュの摩耗が大きくなると歯先がケースに当るため、ギヤの外周を研磨して、少し小さくする。

( ) 3. ギヤポンプの歯車の側面がケースに当る場合は、軸が曲っている可能性がある。

( ) 4. カートリッジ式フィルタでは、ろ紙がつまってきて、フィルタ入口側の圧力が規定値以上になると、バイパス弁が開いて、ろ紙を通らない油が各軸受に流れる。

( ) 5. 油圧調整弁を分解した時には、元通りに組付けた場合でも、試運転時に正規の圧力に調整しなければならない。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION