問2-2-37
4サイクル機関のバランサ装置について( )内に正しいものに○印、間違っているものに×印を記しなさい。
( ) 1. 1次バランサは比較的振動の大きい3シリンダ機関に、2次バランサは4シリンダ機関に取り付けられる。
( ) 2. 2次バランサ装置は往復運動部重量の不釣り合い偶力により発生する振動・騒音を低減させる目的で取り付けられる。
( ) 3. 1次バランサは往復運動部重量による慣性偶力を消去するために、クランク軸と同じ速さで反対方向に回転する。
( ) 4. 2次バランサは往復運動部重量による慣性力を消去するために、クランク軸の2倍の速さで回転するバランサ軸を1本装備している。
( ) 5. バランサ装置の点検整備はバランサ軸の曲がり、軸受け部分の磨耗損傷を点検すると共に軸受けブッシュの内径をシリンダゲージで測定し使用限度を超えるものはブッシュを交換する。
問2-2-38
次の文章は、吸排気弁ばねの構造と点検・整備などに関する事項を述べているが、正しいものに○、誤っているものに×を付けなさい。
( ) 1. 弁ばねは、通常円形断面の鋼線を巻いたコイルばねを用い、1個の弁に対して1個または数個取り付けられる。
( ) 2. 弁ばねの材料として通常使用されるのは、ピアノ線、オイルテンパ線、ステンレス鋼線などである。
( ) 3. 最近の低速機関には、機関回転時の弁の踊り、サージングなどの異常現象を防止し、出力低下の防止、騒音の低減などに効果のある多重ばねあるいは不等ピッチばねが使用される。