2・87図 燃料油系統図
1) 燃料噴射ポンプ (1) 構造と機能 燃料噴射ポンプはエンジンの回転速度や負荷に対して敏感に反応し、適量の燃料を適当な時期にシリンダ内に送り込む機能をもつものである。そのため燃料の量の調節、噴射時期の選定、加圧の動作を適切に行わなければならない。 燃料噴射ポンプの種類は次のように分類される。
1) 燃料噴射ポンプ
(1) 構造と機能
燃料噴射ポンプはエンジンの回転速度や負荷に対して敏感に反応し、適量の燃料を適当な時期にシリンダ内に送り込む機能をもつものである。そのため燃料の量の調節、噴射時期の選定、加圧の動作を適切に行わなければならない。
燃料噴射ポンプの種類は次のように分類される。
(イ) ボッシュ形燃料噴射ポンプ ボッシュ形燃料噴射ポンプは、エンジン本体のカム軸上にフランジで取付けられたフランジ形と、全シリンダの噴射ポンプを一つにまとめ専用のカムと一体で組立てた集合形(インラインポンプ)のものとがある。ポンプの断面を2・88図に、また各部の名称を2・7表に示す。
(イ) ボッシュ形燃料噴射ポンプ
ボッシュ形燃料噴射ポンプは、エンジン本体のカム軸上にフランジで取付けられたフランジ形と、全シリンダの噴射ポンプを一つにまとめ専用のカムと一体で組立てた集合形(インラインポンプ)のものとがある。ポンプの断面を2・88図に、また各部の名称を2・7表に示す。
前ページ 目次へ 次ページ