(ロ) 海水冷却式の場合は水連絡管付近の水通路の腐蝕に注意する。外部の盲栓、その他水通路点検蓋などからの水もれ塩吹きあとに留意する。同時に防蝕亜鉛の点検を行い1/2〜1/3以下になっていれば新品に交換する。
(ハ) 燃焼室、吸、排気ポート、噴射弁穴などへのカーボン付着、浸入状況をチェックする。点検後はこれらカーボンを清掃する。
(ニ) 触火面および弁間、噴射弁穴、始動弁穴などのカラーチェックを行い亀裂の有無を点検する。ヘアクラック程度の浅いものはグラインダで削り落すか、亀裂端部を削り亀裂の進展を防止する。