42. 次の文はプロペラの補修及び損傷について述べたものである。正しいものには○を付けなさい。
( ) 1. プロペラが海難などにより損傷した場合プロペラの補修として、欠陥または亀裂などが発見された時には当該部は削除し、必ず溶接補修を行う。
( ) 2. 海難事故による曲がりに伴う割れの他に応力腐食に起因する割れが生ずるが、応力腐食はマンガン黄銅製プロペラに多く、アルミニウム青銅製プロペラは海水中での応力腐食割れの感受性が少ないので割れが生ずることはない。
( ) 3. プロペラに発生するキャビテーションエロージョン(壊食)は翼表面がアバタ状になる化学的現象である。
( ) 4. プロペラのキャビテーションによって、翼表面のエロージョン、翼後縁の曲損、欠損が発生することがある。
( ) 5. プロペラは極度に汚染されている海域または船体防食が不十分の場合、時としてエロージョンが進行することがある。
43. プロペラの損傷について正しいものに○を付けなさい。
( ) 1. アルミニウム青銅製プロペラは応力腐食割れを起こすことが多い。
( ) 2. 応力腐食割れは微細な亀裂が進行し翼が折損することがある。
( ) 3. 物理的破壊現象で翼表面にコロージョンが発生し翼厚が薄くなることがある。
( ) 4. 化学的破壊現象で翼表面にエロージョンが発生し、翼後縁の曲損、欠損が発生することがある。
( ) 5. 機械的に浮遊物と衝突して翼の曲がりが発生することがある。