15. 次の各項目は取扱い説明書について説明したものである。正しいともの1つに○を付けなさい。
( ) 1. 本船から借りた取扱説明書の中の規定値が、手書きで変更してあったので、その数値を使用して整備後の調整をした。
( ) 2. 本船から借りた取扱説明書の中の規定値が、手書きで変更してあったので、以前から自分でもっていた同型機種の取扱説明書の数値を使用して整備後の調整をした。
( ) 3. 本船から借りた取扱説明書の中の規定値が、手書きで変更してあったので、本船の監督に確認をしてから整備後の調整をした。
( ) 4. 本船から借りた取扱説明書の中の規定値が、手書きで変更してあったので、メーカの代理店に問い合わせをしたところ、別な数値を教えてくれた。よって、それを使用して整備後の調整をした。
16. 次の文章は整備後の始動準備・始動及び試運転について説明ものである。正しいもの2つに○を付けなさい。
( ) 1. 計器盤を確認したところ、冷却水圧力がグリーンベルトより少し低かったが、冷却水ポンプのインペラを新替えしたのでそのままとした。
( ) 2. 台板の潤滑油油量を確認したところ、レベルが低かったので機関長に後から補給するようにお願いをして始動試験に入った。
( ) 3. 予備ポンプを運転してから、ターニングをした。またシリンダ注油器が付いていたので20回程手廻しをした。
( ) 4. 整備後、低速で運転をして異常発熱や異常音が無かったので25%まで負荷を上げた。
その結果も異常を感じなかったのでそのまま負荷を上昇させ問題なく試運転を終了した。
( ) 5. 試運転中に、最高圧力を取ったところバラツキがあった。燃料弁を再度チェックをしたが異常はなかったので、その結果を参考として燃料ポンプタイミングを調整しておいた。
17. 次の文章は、機関整備後、運転に入る前の運転準備の一部についての注意事項を述べている。
適切なものに○を付けなさい。
( ) 1. フラッシング時ゴミが入らないようにクランク室の窓は閉めて行った。
( ) 2. フラッシングを行う前に潤滑油こし器をよく洗浄する。特にこし網の破れ等に注意する。
( ) 3. 油圧調速機を整備したが、油面計のレベルは多すぎるに越したことはないので潤滑油を目一杯多く入れた。