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( ) 1. クランク軸には、軸系自身の持っている重量による曲げ力とトルク変動によるねじりの力が同時に働いている。

( ) 2. 主軸受用の植込みボルトおよびナットは、使用時間限度を越えても目視点検により異常の無いことが確認出来れば交換する必要はない。

( ) 3. クランク軸の折損原因で、使用上注意しなければならないことは、ねじり振動の危険回転速度で長時間運転しないことである。

( ) 4. 連接棒ボルトの締め付けは、トルク法により管理されていることが多いが、ネジ部や座面の摩擦係数の影響により軸力にバラツキが発生する。

( ) 5. 連接棒ボルトの締め付けは、機関メーカのマニアルを紛失し、そのトルク値や座面の肌付きからの回転角度等が不明の時は、自分の経験により締め付ける。

 

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