日本財団 図書館


336-1.gif

補・61図

 

336-2.gif

補・62図

 

水槽のパイプの条件も水量に関係し、パイプが細ければ水が流れにくく、またパイプが長かったり、パイプの内側が凸凹してつまっていたりすると、水の流れは抵抗を受けてスムースに流れない。電気の場合もこれと同様に、導線の太さ、長さ、材質によって電気の流れる量が変わる。この電気の流れにくさの程度を電気抵抗または抵抗と云い、単位にオーム(記号はΩ)を使う。

6) オームの法則

補・63図のように電池に豆電球をつなぎ、電池1個に電球を2つつないだ場合がA、同じく電球を1個つないだ場合をB、そして電池2個に電球を1個つないだ場合をCとすると、電球の明るさは当然AよりもB、BよりもCという具合に明るくなる。

導体を流れる電流の大きさは、導体に両端に加えた電圧に比例し、その導体の抵抗に反比例する。

これがオームの法則で、電気の基本法則と云われ、非常に重要な法則である。

電圧(V)=電流(A)×抵抗(Ω) (V=IR)

 

336-3.gif

補・63図

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION