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5・30図 舶用特性曲線

 

2] 例として5・29図の作動点をこの平面上に◎でプロットしてみると、ほぼ+4%の曲線上に乗っており、整備後の運転として正常であることが判断される。

3] また、5・29図に例示の貨物船の新造海上試運転時の場合、バラスト(空船)で運転を行う上にプロペラマージンがつけてあり、機関出力は陸上試運転の回転数に対してかなり軽負荷になるため、各負荷は陸上試運転時よりプロペラマージン分程度の回転数を増して出力が出るように設定する。例えば、5%のプロペラマージンを相定して回転数を設定した場合を陸上試運転と比較すると、

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となる。

 

 

 

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