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2.3 動弁装置

機関の高速化、高出力化に対応して、動弁装置も設計、生産の技術向上が図られているが、最近の高速機関では潤滑油の選定と管理が重要であり、メーカの指定する潤滑油を使用する必要がある。

特に、指定粘度を下回る潤滑油においてカム、タペット(ローラ)の摩耗の不具合が発生することが多い。

整備に当っては、潤滑油孔の異物による閉そくや潤滑油の劣化等、潤滑条件に充分留意して整備する。

1) 点検および整備

3・9表 動弁装置の点検、整備による。

 

3・9表 動弁装置の点検、整備

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