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3・7表 ピストン、ピストンリング、ピストンピンの点検、整備

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4) バランサ装置、ダンパ(減衰器)

(1) バランサ装置

4シリンダ機関は2次慣性力を抑え、機関振動を低減するため、2次バランサを装着したものが多い。バランサの組立て時には必ず歯車の合マークを確認し、バランサ軸の位相を合わせること。いずれか2シリンダ分のピストンがトップ位置(TDC)にあるとき、バランサ軸のウエイト部が最下位になるようにクランクギヤからの合マークを合わせること。位相がずれるとアンバランスとなり、振動が増加する。

また、バランサの取付ボルト、ナットの締付トルクを厳守すること。

 

 

 

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