(2) 各種団体・機関による地域づくりへの提言
○消防活動を行っていると、若者がいかに町外に流出しているかがわかる。働く場所がないのが原因かもしれないが交通の整備で解決できることもあるのではないか。
○筑後川、山田井堰、水車群等、水に関連した水田や景観は素晴らしい。全町公園化運動も進められており、四季を通じて年中三連水車を動かし、町外、都市部から観光客に三連水車の醍醐味を感じてもらいたい。また核となる水車村から貸し出し自転車等を利用しての遺跡巡りなど本町の隅々までその良さを知ってもらうことが町の活性化に役立つのではないか。
○現在あるものの中から活用し、輪を広げるべきではないか。
○休日町内でゆっくり過ごせる場所がない。昔の山や川に戻せないのか。柿山ばかりではなく自然な姿に戻して欲しい。
○圃場整備で田畑の売買が困難になっているのではないか。
○町内の各地域に商業地、工業地、農業地等の役割を持たせ、地域の活性化を図る。
○全町レベルで景観モデル計画を策定し、それに基づき各地区毎に保全管理を行う。老人クラブでもボランティア活動としてその一翼を担いたい。
○緑豊かな本町は町内の若者だけでなく、通過してゆく人たちにとってもほっとする所。高齢者だけになり耕作放棄地が増加するなら、都市との交流で何とか続けられないものだろうか。そのためにはそれを企画する人等相当な知恵やエネルギーが必要となる。地域づくりには誰か中心になる人材がいる。その人を育てるボランティア育成のような講座が必要。
○以前農家では一年間に何十種類もの作物を自家用に栽培していたが、自家栽培した作物を売りに出せる場所があればもっと作業意欲が湧くのではないか。
○働いている、あるいは働きたい女性たちの要望として就業場所の確保、利用しやすい(安い)保育施設、学童保育等の充実。また意見、要望を発言できる窓口の設置。
○行政側に住民の提言・ノウハウを受け入れ、住民と協働する姿勢を望む。
○自然の生態系を守りながら、リサイクル循環型社会をめざし、水の浄化に取組み、豊かな水・きれいな水・おいしい水を再生するために住民と行政と事業所が三位一体で参画・協働して水環境の豊かなまちづくりに向けての努力が必要。
○三連水車群近くに道の駅経営等が考えられるが絶対に赤字経営をしてはならない。責任を明確にしてから実行してほしい。そして約束したことは確実に実行すること。
○ボランティアセンターを作って欲しい。町役場周辺(図書館含む)、水車周辺、比良松辺りを拠点に都市間交流、世代間交流、異業種交流などが行える場所が欲しい。町民の積極的なまちづくりの参加支援を希望。ボランティアの窓口がなく、認めようとしない体質がある。やる気のある町民がいることを行政側に理解してほしい。