日本財団 図書館


(3) グループ毎の農村景観の特徴

農村景観を考える場合、それぞれの場所で生産されている農産物と地形条件の一致は農村風景・農村景観というものをアピールしていく、あるいは再構築していく上で、有利に働く。いうまでもなく、農産物の生産状況は目に見えてわかりやすく、視覚面で主要な要素となる。

また、大半の農産物が、四季の移ろいの中にその成長過程を見ることができ、季節毎の風景の移り変わりの演出を可能とする。

以下に各地形毎のグループ分類に沿って、農産物との関わりからみた風景イメージを示し、農村風景を演出するための景観誘導方策を検討の礎とする。

 

図表2-9 各地形グループ毎の風景イメージと整備課題-1

050-1.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION