2]　水車の東から北西にかけての風景

○水車の東から北西にかけての状況(写真2-5)

・最短で約300〜800mの距離にやや低めの台地があり、その奥に雛壇上に重なるようにして山々が奥行きを持って連なっている。

・写真手前の緑の帯はいわゆる河岸段丘で、これが適度に起伏のある台地に繋がっている。

　

写真2-5　水車の東から北西にかけての風景

　

これら水車付近から周辺の山々への眺望を見ると、水車付近の「場」のイメージ、空間イメージといったものを演出する重要な要素に周辺の山々が関連しているということが説明できる。つまり、適度な広がりと囲まれ感を両立する立地環境であることが、水車周辺、あるいは本町全体の居心地の良さ、落ち着く雰囲気といったイメージ形成に多大な影響を及ぼしているのである。

山々を含む地形全休が、本町の良好な農村景観を支える土台となっている

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