(2) 愛知万博会場から東濃西部への広域観光ルートの開拓
愛知万博会場から東濃西部地域への観光ルートを整え、1,500万人の来場が想定されている愛知万博来場者の何割かでも、東濃西部地域に引き込み、その美濃焼産地としての魅力に触れてもらえるよう努めるべきである。
(3) 外国語での案内の充実
今日では、日本の主な観光地に行くと、たいてい外国語併記の案内板やパンフレットが用意されており、ところによっては外国語でのガイドも居ることがある。ことに、近年は韓国や台湾からの観光客が増加傾向にあることから、英語のみならず韓国語や中国語での対応も増えているようである。
今後、美濃焼を核とした観光地としてのまちづくりを行っていくうえでは、とくに国外からの客も増えるであろう愛知万博の開催時期に間に合わせて、外国語での案内表示の設置や、本市及び周辺地域を案内することのできる外国語の堪能なボランティアの観光ガイドの養成を、進めていくことが必要である。
こうした養成には、ある程度時間がかかることから、早急にはじめる必要があるが、養成に必要な十分な数の人材を確保できないようなら、こうした取組を、近隣の市町と連携して行っていくことをも、検討してみるべきである。