g PR、情報発信の推進
PRや情報発信では、インターネットのホームページ立ち上げが急務である。インターネットは、多くの人々の情報ソースとして浸透しており、宣伝媒体として非常に有効な手段であるということができる。将来的には、観光客が作陶体験で仕上げた作品ができあがるまでをインターネットにより映像配信するなど、サービスの充実を図るための効果的な道具となる。
また、作陶体験などのものつくりを提供するなかで、来訪者のデータ管理を進め、季節ごとのダイレクトメールを発送するなどの、きめ細かなサービスの提供も必要となってくる。
・観光案内パンフレットの作成、配布
・インターネットホームページの起ちあげ、維持管理
・公共交通機関と連携したイベントの展開
・観光情報データベースの作成
・作陶体験者などへのダイレクトメールの配布
h 街並み景観・環境整備
当該地区において集客を図るためには、元屋敷窯跡周辺の活性化が重要である。元屋敷窯跡周辺への陶磁器関連施設(体験教室、ギャラリー、直売所など)の設置や環境整備、JR土岐市駅から織部の里までの導線の整備が求められる。
また、当該地区は、陶磁器のまちでありながら、それを認識することができる様相を呈していない地域が多い。観光客を受け入れるためには、窯元周辺の雰囲気づくりや街並みの環境整備を進める必要がある。
当該地区に現存する歴史、文化資源など管理者が明確ではないものについては、大切な観光資源として維持管理を進めていく必要がある。
当該地区の空地を活用した、休憩施設や案内施設などの設置も検討する。
・織部の里への軸線の強化
※アンテナショップの誘導、飲食店の誘導、街角ギャラリーの展開など
(とくに定林寺地区内の工場、卸商業組合などによる出店の誘導)
※JR土岐市駅から織部の里までの安全なアクセス道路の整備