時間的には、計画内容の詰め・運営組織の設置、資金計画に1年、役割分担・事業資金の確保、広報活動のための準備(パンフレット作成・ホームページの作成・マスコミ対応など)・受け入れ体制の整備などで1年、プレ開催・事業計画の改良・環境改善・整備の本格化などで1年と想定すると、平成17年までには余り多くの時間を残しているとはいい難い。
主要な事業内容
●計画・組織体制などの整備
●愛知万博に向けての準備
●話題性のある催しなどの開催によるパブリシティの向上
●陶芸愛好の中高年女性を対象とした観光客の拡大
第II期(平成17年以降)
〜 事業の始動・本格的展開・事業の見直し 〜
平成17年は、愛知万博開催に合わせて様々な催しを継続的に展開し、当該地区の産業観光を広く全国に周知させる年であり、産業観光振興の本格的な始動期となるスタートラインである。
陶磁器に、とかく関心がうすい若い女性や児童・生徒を対象とした話題性のある催しを本格的に開催し、当該地区のパブリシティを高めるとともに、陶磁器ファン層を拡大する期間である。
ただし、話題性のある教室や催しは、往々にしてすぐに陳腐化するものであり、若い女性などを継続的に惹きつけるためには、常に新しい催しや行事の開拓が必要である。したがって、事務局・コーディネーターの役割が大きい。
一般陶芸ファンを対象とした交流拡大のための事業としては、第I期でのソフト事業が本格化し、それに併せて環境整備・改善を本格化する期間である。
そのためには、第I期の期間を通して環境評価や必要な施設のリスト化などを進める必要がある。