イ 集客拡大のための誘導方策の検討
集客すべき層を設定し、その層を対象とした魅力的なサービスを用意したとしても、受身の姿勢では、訪れる観光客の拡大につながらない。
本市では、これまで積極的にPR活動を展開するとともに、大都市での宣伝を兼ねた即売会やホームページを開設し、集客の拡大に努めてきた。
集客ターゲットを確実なものとするためには、これまでのPR活動に加えて、セールス・プロモート活動やマスメディアの活用など、積極的な営業・宣伝活動を展開する必要がある。
●マスメディアでの記事・ニュースの記載による土岐市の知名度の向上
・話題性のある事業の展開
●積極的なセールス・プロモートの展開
・新学習指導要領に対応した社会教育の場として、他地域教育委員会への誘致活動
・旅行会社への営業(ツーリスト会社の企画売り込み)
・陶芸カルチャー教室、健康保険組合など、集客可能団体への営業
●他地域との連携による集客の拡大
・温泉地など、他観光地との連携による観光形態メニューの多様化
(施設・宿泊割引券の発行、観光パンフレットの作成)
・姉妹都市との交流拡大
●土岐市ファンの拡大
・顧客名簿管理システムの整備とダイレクトメールの展開
・ホームページアクセス者への情報提供
ウ 集客目標とする観光客に合わせた魅力的なサービス・プログラムの提供
本市では、集客すべき観光客に合わせた魅力的なサービスやプログラムづくりを積極的に進める必要がある。
本市で集客が想定できる人々の属性と、属性ごとに想定できるサービス内容について次頁の図表「土岐市での集客可能な対象者とサービス内容」に示す。