第2章　小淵沢町の現状と動向

　

1　位置・地勢

小淵沢町は、県の北西部、八ヶ岳山麓に位置し、長野県と接する。町域は八ヶ岳連峰の権現岳(2,715m)を北端に扇形状を成し、東西約7km、南北約15km、総面積33.14km²である。

東京からの距離は、直線距離で約150km、時間距離では、中央自動車道で約2.5時間、JR中央本線で約2時間(新宿発)の所要であり、日帰りも可能な位置にある。

小淵沢町内の標高差は約2,100mと大きく、3層の特徴を有し、山岳・高原部には「八ヶ岳中信高原国定公園」指定区域(町面積4,088ha)が広がる。

　

図表2-1　町内の地勢

　

広域市町村圏では峡北圏域(1市6町3村)を構成し、長野県中信地域と連続する山岳・高原リゾートゾーンを形成している。

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