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(オ) フラワーパーク・農業公園

農業体験あるいはガーデニングを通じた癒しが大都市部の生活者のストレス解消、家族のふれあいの復活、健康食品や有機農業への関心の高まりなどから、フラワーパークや体験型施設としての農業公園整備を進める自治体が増えている。また、最近の経済環境から大都市圏の生活者の余暇の過ごし方にも変化が出ている。農業以外にこれといった産業が存在しない中山間部などは、先のニーズヘの対応と都市との交流を謳った施設をまちづくりの起爆剤として活用しようとしている。旅行業界もグリーンツーリズムといった形で、こうした需要の開拓に努めており、モニターツアーなどが盛んに催されている。

 

こうした農業公園の施設整備状況を「関東地域におけるグリーン・ツーリズム市場の「構造と機能」」中問報告書(平成12年1月)でみると、山梨県を含めた関東圏では以下のような状況になっている。

 

図表1-22 関東圏におけるグリーンツーリズム施設整備状況

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出所)関東地域におけるグリーンツーリズム市場の「構造と機能」平成12年1月より

注:東京、神奈川を除いている。

 

上記で、複合とは「休養」、「飲食」、「体験」、「学習」、「購買」をテーマとした施設を複合的に配置した拠点施設タイプを、単独とは「休養」、「飲食」、「体験」、「学習」、「購買」のいずれかをテーマとした施設を単独に整備したタイプ、双方とは市町村内に複合と単独が混在するタイプをいう。

 

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