日本財団 図書館


4 土地利用及び市街地形成

(1) 土地利用

平成2年、7年、11年の土地利用の動向を概観すると、百石町では農地が中北部に分布し水田が多く、5年間に15ha程度の山林が住宅団地へ転換している。六戸町では農地が中部に分布しており、宅地と田が増え、畑、原野、雑種地の減少が著しい。下田町では農地が町の中北部及び南端部に、山林が中北部に広く分布し、田、畑、山林が減少し、その多くが宅地へ転用されている。

 

図表資1-11 土地利用の推移

099-1.gif

資料:土地課税課調

 

(2) 市街地形成

3町の中心市街地のほとんどは、それぞれ奥入瀬川によって形成された平地上にある。

百石町では、奥入瀬川沿いと、太平洋沿いの国道338号沿線に中心集落が形成されている。

六戸町では、奥入瀬川沿い、十和田観光鉄道沿線、金矢に主要集落が形成され、この他に、たての台団地、小松ヶ丘などに団地が造成されている。

下田町では、奥入瀬川沿いの他に三沢市寄りに新たに住宅団地が形成され、中心地の分散傾向がみられる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION