(4) 地域施設を活かした多様なふれあいの創出
地域内のスポーツ施設、文化施設、公園、福祉施設、集落内の商店などを活かし、多様なふれあいを創出する。
多様なふれあいの推進にあたっては、地域の人が心より楽しめる場を創出していく。
また、それら施設の活用や整備にあたっては、地域の人が集中する場と各集落や地区毎に分散する場を旨く使い分ける必要がある。同時に、新住民を地域活動の中に巻き込んでいく活動の展開を図っていく。
究極的には、個性のある各集落や地区が集まって連邦型の「奥入瀬地域」が形成される状況を目指していく。
ア 活用可能な資源
スポーツ施設、文化施設、公園、福祉施設、公民館・集会所、集落内の商店など
地域の景観づくり(まちづくり運動)
イ 事業
(ア) 集落内店舗のふれあい拠点化
集落内の店舗の一角に、地域の人が作った食べ物や工芸品などを販売するコーナー、集落の人やとおりかかった人が休憩したり談話できるコーナー、各種の地域情報コーナーなど、地域住民の徒歩範囲に多様な交流を展開できる場を設置する。この集落内の店舗は、観光客などの来訪者への地域特産物や地域情報の提供の場としても有効活用する。
また、この集落内の交流拠点は、子どもや自動車の運転が難しい高齢者の地域内での生活の多様性と質的向上を図るという効果とともに、地域住民が保有する多様な特技や技術などを発揮できる場(いきがいサロン)としての役割を担うことになる。
この拠点形成のためには、集落内交流拠点整備補助事業などの設置が必要である。
≪メニュー≫
・集落内店舗にふれあい拠点設置
・地域情報システムの開発