ウ 具体的事例
(ア) 豊中市
1] 豊中市まちづくり条例(1992年制定)に基づく支援
○ 地域におけるまちづくりの発意を受けて、まちづくり協議会設立準備のための「まちづくり研究会」を結成。
↓
○ 研究会の活動に対し、市が2年を限度として活動費助成やアドバイザー派遣等の支援を行い、自治会や商店街等において過半数の賛同を得る等の認定基準を満たしたものを「まちづくり協議会」として認定。
↓
○ 協議会では、市の支援を得て3年以内に「まちづくり構想」を策定・公表し、市へ提案。
2] まちづくり協議会の活用事例…豊中駅前地区のまちづくり活動
○ 若手商業者による「豊中駅前青年協議会」を核として、住民等を加えた「まちづくり研究会」が結成。
○ 並行して、行政が開催する市民委員会において中心市街地の活性化を議論。
↓
○ これらの取り組みを通じ、1993年2月に「まちづくり協議会」が設立。
○ 豊中駅前地区における商業者、住民、企業、土地建物所有者等約900名のうち600名が会員登録。
○ 協議会では16回にわたる討論会を開催し、交通問題の解決策や地区の将来イメージについて議論するとともに、講演会やコンサート等を通じて活動をアピール。
↓
○ まちづくり構想の提案(1995年)後、市は都市整備部や土木部等の関係部局によるワーキングチームを設置し、協議会との意見交換等を経て1997年にまちづくりの基本方針を提示。