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[地域経済]

・ゾーンの特性の創出

・企業・店舗・飲食店等の立地啓発

・ベンチャー企業インキュベート機能

 

IV まとめ

以上、本市における都心型コンパクトタウンづくりの取り組み事例について紹介してきた。なお、現時点においては、まだ着手したばかりであり、具体の成果を示すまでには至っていないが、今後、現在実施中のケーススタディ調査の結果も踏まえ、より多方面にわたる取り組みを展開していきたい。

都心の魅力化・活性化を進めていくためには、こうしたコンパクトタウンをいくつも形成することによって、働き、学び、楽しみ、暮らすという人々の生活のあらゆる場面が融合でき、多様な選択肢の提供を可能にし、都心がサスティナブル(持続可能)な魅力を持つものと強く期待している。

震災により未曾有の被害を受けた神戸のまちが、人が集い、真の魅力と活力に満ち溢れた新たなまちとして生まれ変わることを目指して、さらなるコンパクトタウンづくりの推進=コンパクトシティ構想の実現に努めていきたい。

 

 

 

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