(1)-b 都心居住の現状
・優れた自然環境とコンパクトな都心(海と山に挟まれた、概ね2?四方の都心地域)
・多い外国人居住(中央区の総夜間人口の約1割が外国人)
・小規模事業者を中心とする職住近接住宅(自営業主や家族従業者の占める率が高い)
・人口の減少傾向(総夜間人口は昭和35年をピークに減少)
・居住層の片寄り(老齢人口と若年の生産年齢人口が多く単独世帯が約半数を占める)
・小規模・高家賃の住宅施設(ワンルームマンションなど小規模な共同住宅が中心)
・不便な近隣施設(昼間・交流人口が多く、利用人口あたりの施設規模が不足)
(1)-c グループインタビュー調査による居住環境ニーズ
ア. 調査対象
・都心就業者(ベンチャー業種) 4人
・都心就業者(商業・飲食) 4人
・都心居住者(有職女性) 3人
・都心居住に興味を持つ市職員 2人
イ. 調査内容
・都心に居住する積極的理由
・現在の住宅に対する不満点と改善点
・現在の都心環境に対する不満点と希望
・生活志向 など
ウ. 調査結果概要
1] 居住環境の現状認識
[身近な自然(海と山と坂)]
・海と山が身近に感じられ、アクセスも容易
[高齢者にとっても、便利で不満の少ない居住環境]
・広域交通が便利
・歩ける範囲に立地する日常生活利便施設