4 調査内容
(1) 都心居住の位置付け、現状、ニーズの整理
a 上位計画、関連調査等における都心地域の将来像、整備の方向性等の中での都心居住の位置付けを整理する。
b 都心居住者の年齢・家族構成・職業等の現状や、今後、都心居住を促進する上で資源となりうる要素を調査する。
c 都心居住者へのヒアリング調査から、都心に居住している理由、住宅・市街地環境に対する評価・要望等を把握し、都心居住のニーズとシーズ、都心居住実現のため必要な条件等を検討する。
(2) 都心居住促進の必要性の整理、新しい都心居住のあり方の検討
a 都心居住者のニーズヘの対応に加え、都心地域の魅力づくり・活性化、都市活動の効率性の向上等の観点から、都心居住促進の視点と意義を明らかにする。
b 要求される市街地環境充実の方向性や、都心コンパクトタウンにおける業務・商業等の機能と一体となった新しい都心居住のあり方を整理・検討する。
(3) 都心居住促進のための課題
神戸都心地域において、新しい都心居住を促進していく上での課題を抽出し、都心居住促進のための戦略やハード・ソフト両面の具体的施策の方向性等、総合的な課題について整理・検討する。
5 調査結果の概要
(1)―a 都心居住の位置付け
[神戸都心地域の魅力]
・都心機能と居住機能が補完することによって形成
[都心居住の促進]
・都心居住ニーズヘの対応(都心機能の享受)
・昼夜を通じた賑わいのある都心形成
・文化・商業・業務など各種都心機能と居住機能の複合