また、整備の基本方針としては、(1)公的住宅団地は、現在の居住者の特性と意向に配慮しながら良好な居住水準とアメニティを備えた新しい都市型住宅として整備すること、(2)特に大規模敷地には都心機能とし、商業や業務施設のほか、文化施設や広場などの市民とための施設を積極的に導入すること、(3)西口地区を安定した居住地とするため、公的住宅を建て替えるほか、立地条件を活かした良好な都市型民間住宅を建設して、アメニティを高め、住居系市街地の改善と地域商店街の活性化を促進すること、(4)以上の整備を進めることによって、良好な居住環境を形成すると同時に、川崎市の都心地区にふさわしい高度な土地利用を図るため、都市基盤施設の整備を行うことをあげ、目標の達成をめざしている。