5.2 通航船舶隻数
船種および船型別の通航隻数表を表5.2に示す。同表は全観測期間の隻数と集計期間を9月13日18時から翌日14日の18時(観測1日目)までとした場合と14日18時から終了時の15日18時(観測2日目)までとした場合の通航隻数を示している。
通航隻数は全観測期間をとおして705隻観測され、そのうち北航船は322隻、南航船は383隻であった。
観測1日目の通航隻数は南北航船を合わせて324隻、2日目は381隻を観測した。北航船と南航船の別でみると南航船は両目に顕著な差はなくおよそ190隻が観測されたが、北航船は2日目の隻数が1日目に比較して約50隻多く観測された。
通航船の船種構成は図5.8に示すように貨物船が全体の約半分を占め、次いでタンカーが多く両者で全体の約8割を占める。また、船型構成は200〜500GT未満の小型内航船が最も多く全体の約半分を占め、100〜200GT未満の船舶を含めると約7割を占めることになり、10,000GT以上の船舶の割合は全体の1割に満たない(5%)。