(3) 船舶のゲートライン通過時刻および方向
設定したゲートラインを通過した船舶について通過時刻(分単位)および方向(東航、西航)を記録した。
(4) 目視航跡
解析時の参考用として調査対象海域内における通航船舶の船跡を目視により記録した。
(5) 気象・海象
天候、風向、風速、波高は毎正時、大王埼灯台にて計測された気象データを使用した。視程については観測員が高倍率望遠鏡にて船舶を識別することのできる最大距離とした。
4.3 レーダ観測および目視観測
(1) レーダ観測
1] 観測基地に自動プロッティング機能を有する移動レーダを設置した(図4.1参照)。
2] レーダエコーが一定間隔の間、残るように設定し、そのレーダ航跡をカラーハードコピーに記録した(図4.2参照)。
3] レーダ信号はアナログテープに保存し、航跡解析の際に使用した。