通訳の方の感想ですが、「感情を込めて堂々と発表していて感動しました。里親が聞きたいことが網羅されているにもかかわらず、質問がたくさん有って、この分科会に来た人はとても得をしました。」と言われました。
たったの45分間でしたが、これからの人生に大きな影響を与える、至福の時となりました。
(4) スコットランドの里子の現状
スコットランドの里子制度について、里子の男子1人と女子1人事務局の男性が説明されました。
里子の現状は、学歴の低さや失業、ホームレス、未婚女性の妊娠などの割合がとても高く、それがまた新たな里子を生むというような悪循環を繰り返しています。そのような現状を改善するために、14歳から18歳までの期間を、自立のための準備期間として、里親が責任を持って育てるよう制度を改めました。これが制度化されたのは昨年の事なのでまだ具体的には結果は出ていないということでした。