最初にフィリピンの里親会会長の基調講演がありました。スライドを交えてストリートチルドレンやネグレクトの問題を報告されました。日本では目にする事がない悲しい光景のスライドにショックを受けました。子供たちのための施設の充実と、里親の研修を進めているという事ですが、経済的に充分ではないような印象を受けました。
参加者には許可証が交付され、常にネックレスのように首から下げていなければなりませんでした。その許可証にはオーストラリアの里子たちが作ったコアラのマスコットが付いていて、心のこもった歓迎に嬉しくなりました。スタッフはみんなにこにことして、言葉のわからない私たちにも、とても親切に接してくれました。
昼食は大学の食堂でとりました。その時にオーストラリア・ビクトリア州里親会の会長さん親子と出会いました。それがきっかけで娘さんが私たちのグループにずっと付き添ってサポートをしてくれて、心強く思いました。