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管弦楽…仙台フィルハーモニー管弦楽団 Sendai Philharmonic Orchestra

 

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仙台フィルハーモニー管弦楽団は1973年、宮城フィルハーモニー管弦楽団として結成され、1978年5月、運営母体・宮城フィルハーモニー協会の社団法人化に伴い本格的なプロのオーケストラとしての活動を始めた。

1989年4月、仙台市の政令指定都市移行を機に、本拠地の都市名を冠した「仙台フィルハーモニー管弦楽団」と改称し、音楽監督に外山雄三、常任指揮者に円光寺雅彦の両氏が就任(〜99年3月)、1990年新設された指揮者のポストには梅田俊明氏が就いた。2000年4月より梅田氏は常任指揮者に就任している。

1992年4月、仙台市、宮城県、民間からの拠出により財団法人を設立、(社)宮城フィルハーモニー協会から分離独立した。

定期演奏会は1990年オープンした仙台市青年文化センター内コンサートホールを本拠として年間9回18日間、その他名曲コンサート、特別演奏会、オペラ、バレエ、移動音楽教室等、演奏回数は120回におよび、地域に根ざした活動を目指している。

東京特別演奏会は1989年から毎年実施、2000年3月には初の海外公演として、オーストリア、(ウィーン、リンツ、リード、フィラハ)およびイタリア(ローマ)で5公演を行い、各地で絶賛を博した。

CDはナミレコードからチャイコフスキーの“悲槍”、ブラームスの交響曲第1番、モーツァルトの後期3大交響曲、ドヴォルザークのチェロ協奏曲、レスピーギの“ローマ三部作”の5枚が、カメラータ・トウキョウからは現代音楽が全国発売され、専門誌で高い評価を受けている。

 

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