地区小型船安全協会の活動状況
各地区小型船安全協会では、海上保安部署の指導・協力を得て、海上安全指導員による海上安全パトロール・訪船指導等を行い小型船舶の事故防止を周年呼びかけておりますが、特に海のレジャーシーズン前及びシーズン中に重点をおいて安全思想の普及、海難防止、海上におけるマナーの向上等を目的として指導活動を行っています。
広島地区小型船安全協会では、海のレジャーシーズン前の4月23日、広島海上保安部と広島港周辺で巡視艇と海上安全パトロール艇の海上パレードを行いプレジャーボートの事故防止を呼び掛けました。
海上保安部桟橋での出艇式には、第六管区海上保安本部の委嘱を受けた同協会の海上安全指導員15名が参加。同保安部警備救難課長から「レジャー志向が高まり、プレジャーボートの事故は増える傾向にある。船体の点検や救命胴衣着用の徹底など基本事項について指導をお願いします」と挨拶があり、パトロール艇8隻に分乗した指導員らは、巡視艇「しまぎり」を先頭に広島港周辺海域をパレードして海の安全について広報しました。
岡山県西部小型船安全協会では、全国海難防止強調運動(7月16日から31日まで)期問中の17日水島海上保安部と水島港内周辺海域を巡視艇と海上安全パトロール艇による海上パレードを実施し海難防止を呼び掛けました。
パレードにさきがけて、水島海上保安部長から地元山本ゆかりさんに1日海上保安官の委嘱を行いました。委嘱式には同運動水島地区推進連絡協議会関係者ら約40名が参加。同保安部長が山本さんに一日海上保安官のたすきをかけ、「今年は乗揚げ事故防止が重点事項。安全運航を呼び掛けよう」と挨拶がありました。
続いて、山本さんが乗船した巡視艇「おきなみ」を先頭に同運動の横断幕を掲げた地区小型安全協会の海上安全パトロール艇など11隻で水島港内周辺をパレードしました。
同地区小型安全協会では、海上安全指導員の制服・制帽を新調!!
新制服で参加した皆さんは、海上安全指導員としての自覚と誇りを持ってより一層安全思想の普及、海難の未然防止、マナーの向上などに関する指導活動を行いたい、と抱負を語った。