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4.3.3 試験方法

(1) 減衰量設定PCにより、減衰量を55dB(注5)に設定する。

(2) APL信号ならびGPS信号を混合し、機上機器部へ入力する。

(3) 機上機器部から出力されるデータを性能解析/評価ツールにより解析を行う。

(4) 上記についてルビジウム、OCXOそれぞれについて行なう。

 

4.3.4 試験結果

それぞれのクロックに対して約9時間のデータ収集を行なった結果を下表として記述する。

 

表4-5 APL時刻同期精度試験結果

049-1.gif

 

また参考としてルビジウム、OCXOそれぞれの{(コード)-(搬送波)}の結果を以下に示す。PコードAPLの小さい擬似距離精度を示している。

 

表4-6 各クロックにおける擬似距離精度

049-2.gif

 

(注5) 時刻はクロックそのものからAPL送信機内部で作成されている。

そのクロックによってAPLでの長時間でのクロックそのものの時刻のドリフトをみるには、より安定した受信機への入カレベルが適切と考え、最小レべルの72dBから17dBレベルをあげた区切りのよい数字として55dBを選択している。

 

 

 

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