(b) シュードライトの基本設計
シュードライトのシステム要件に基づいて、その方式を決定しシュードライトの構成、機能・性能について基本設計を実施した。
(c) RF部の開発
シュードライト送信系の高周波部について、詳細設計を実施し、製造を行った。
1] RF部機能
1) 地上疑似衛星の屋外実験のため、運搬及び設置が容易に行える。
2) 入力信号を周波数変換し、1575.42MHzのシュードライト信号で出力する。
3) RF部内部発生した10MHzの基準周波数信号によって動作する。また、外部から供給される基準周波数信号によっても動作できる。
4) 基準周波数信号を外部に出力する。
5) 出力信号のモニタ端子を有する。
6) 出力信号のオン/オフ制御が行える。
2] RF部性能(試験結果より抜粋)
1) 質量 :16.8kg
2) 消費電力 :132.5W
3) RF出力レベル :32.9dBm
4) RF中心周波数 :1575.419915MHz
5) 基準周波数 :10.0000002MHz
6) 基準周波数レベル :-19.2dBm
7) スプリアス :73.6dBc
8) 位相雑音 :0.0906rad rms以下