身体障害者授産施設 工房シティ代表 山口映子氏
岸商事(株) 監査役 村井充氏
兼六建設(株)部長 加藤義彦氏
司会:学校法人西南義塾 校長 島田勉氏
コーディネーター:近藤正隆
一般参加者:7名
討議内容:
徳本氏:園芸会社を経営しているが、園芸は他人とコミュニケーションがうまくとれない不登校生には、最適な仕事と考えている。植物は嘘をつかないし、裏切らない。手を掛けただけの成長をしてくれる。他人と話す必要は余りないが、自分がマンツーマンで人材育成するので、腕は上がる。そうなれば自信もつくし、仕事に結びつく。自然に話もできるようになる。これは不登校生への園芸(農業も近いが)療法と言える。
山口氏:福祉施設をやっているが、不登校経験者のボランティアを、かなり受け入れている。人に役立つことは、その人の成長にも役立つ。
加藤氏:建設会社であるが、不登校経験者にアルバイターとして現場作業を手伝ってもらっている。2、3日で来なくなる子もいれば、けっこう長続きする子もいる。やはり、その仕事がその人に合っているかどうかではないか。その点インターンという制度は適していると思う。
考察:
大変充実したシンポジウムであった。既に不登校生をインターンやアルバイトとして受け入れている企業や、ボランティアとして受け入れている授産施設、社会参加のために上記企業や施設に生徒を送り出している教育機関、ひきこもりを含む不登校生の親の会、それぞれの代表者が集まり、主催者が考えていた全てがそろった感があった。これに行政側が加わってネットワークができれば、全国のモデルになるであろう。親の会を含む一般参加者も、シンポジウム終了後パネラーに相談にのってもらい、満足した様子であった。