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6. 超軽量コンクリートの施工試験

6.1 施工試験の目的

施工試験の目的は、次の3点である。

(1) 壁厚が140mmと薄い壁部材(浮体構造物の側壁を想定)の充填性の確認

(2) 超軽量コンクリートのバケット打設の問題点把握

(3) 実際に打設された超軽量コンクリートの構造体内部強度の確認

 

6.2 試験ケース

次の2ケースとした。なお、ケースLはJIS生コン、またケースULは高流動コンクリート(JIS外品)である。

 

表6.1 試験ケース

058-1.gif

 

6.3 使用材料及び配合

使用材料及びその材料試験結果を次に示す。

 

表6.2 使用材料及びその物理的性質

058-2.gif

 

試験練りを行い、下記の2配合を決定した。

 

表6.3 コンクリートの配合

058-3.gif

注)W/C:水セメント比 S3:細骨材(細目)

Air:空気量 SL:石灰岩砕砂

W:水 G:粗骨材(25%含水品)

C:セメント Ad1:高性能AE減水剤

S1:細骨材(微粉末) Ad2:AE減水剤

S2:細骨材(荒目)

 

 

 

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