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航空写真にみる片貝漁港の変遷

昔から漁業が盛んな九十九里ではあるが、広大な砂浜が続く片貝では漁港の建設が困難で、片貝漁港の建設工事が着工されたのは1960年(昭和35年)になってからであった。その完成までにはさらに10年を要したが、完成が遅れた最大の原因は漂砂による砂の堆積であり、この漂砂問題は現在まで続く片貝漁港の宿命とも言えるものである。この写真は漂砂対策のため、沖合いへ防波堤を何度も延長している片貝漁港の砂との闘いの歴史が見られる。

(写真図版作成協力 渡辺宗介)

 

 

 

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