1) 思い出す
「体験や気づきを思い出す」ことは、プログラムの実施から時間が経てば経つほど、実施が困難になります。「思い出す」作業は、プログラム実施から時間をなるべく置かないように実施しましょう。
その際には、
・子どもに思い出す時間を充分に与えること
・子どもが自然体験を思い出せる言葉がけ
を意識して下さい。
「はじめに何をやったかな?」
「○○を見つけたのは誰だっけ?」
「〜がきれいだったよね。」
など、全体像を思い出せる言葉がけが良いでしょう。
2) 表現する
体験は、思い出したことを形にすることで、より具体的に記憶として残ります。学年やプログラムに合わせて、
・声に出して発表する
・文章や絵で表現する(作文、アンケート、詩など)
などの方法が考えられます。
いずれにおいても大切なことは、子どもが『自分の思いを率直に表現出来る』雰囲気を事前に作っておくことです。「表現する」段階で先生が意識したいのは子ども達の気づきの内容であり、表現の巧拙ではありません。
3) 分かちあう
体験を「分かちあう」ということは、自分以外の体験や気づきを「共有する」こと、と置き換えることができます。
他の人の気づきに触れることは、子ども達の視野を広げ、感性を刺激します。自分が体験したことを、より深く、興味をもってとらえることができます。
このとき先生は、
・子どもの気づきを否定しないこと
・一人ひとりの良さを強調してあげること
を意識してください。そして、
「みんなはどういうふうに感じた?」
「他に同じように思った人はいるかな?」
など、1人の子どもの気づきを、全員の共通認識として広げられる言葉を返してあげましょう。また先生だけでなく、子ども達が他の子どもの気づきを受け止め、肯定する姿勢を持てるように促す努力をしてください。