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表1 操縦性能暫定基準 A.751(18)

 

(適用条件)

1. deep, unrestricted water

2. calm environment

3. full load, even keel condition

4. steady approache at the test speed

 

(基準)

071-1.gif

 

2. 操縦性能暫定基準の問題点

 

操縦性能暫定基準A.751(18)は、5年間の暫定期間があり、その間各国でその基準の適用性について充分検討することが求められている。我が国でも運輸省指導の基にRR74操縦性WGにおいて計約280隻の試験データを基にこの基準の適用性について検討を行ってきた。まず図2に10゜/100゜z試験の1次行き過ぎ角、図3に2次の行き過ぎ角の例を示しているが、暫定基準A.751(18)のレベルを超えた船が数隻見られる。

ところが、図2の■印で示している船は、この基準を充分に満足しているが、これらの船の10゜/10゜z試験の2次行き過ぎ角は基準値を大幅に超えており、基準を満足していないことになる。しかし実際にこれらの船は何ら問題なく運航されており、操船者の評価も全く問題のない船であるとされている。

 

 

 

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