SWG1 規制の必要性の明確化
TBT系船底防汚塗料の世界的使用禁止の必要性に関して、諸外国の理解を得る必要あり。
◆我が国沿岸及び全世界的な海洋環境汚染の現状
→我が国沿岸でも汚染は改善されていない。
→世界的には、我が国より汚染が進んでいる海域が存在。
◆水生生物への影響
→沿岸に生息する生物、外洋の海生哺乳類にも汚染。
◆現在のTBT系船底防汚塗料の使用状況及び規制状況
→我が国では、1990年以降、運輪省の指導等により、使用されていない
◆CG及びMEPC41へ検討結果を提出
SWG2 規制の実行可能性の明確化
代替塗料の性能及び市場の状況を把握し、十分な実行可能性が存することを明確にする。
◆代替塗料とTBT系船底防汚塗料の性能にはほとんど差はない。
◆船舶の一生を20年と仮定、試計算の結果、トータル運航コストに占めるTBT、非TBT防汚塗料のコストの差はほとんどない。
◆CGへ検討結果を提出