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私ども銀鈴会は、国内外の要請の増大に応えるべく一層の努力を払うと共に、平成3年(1991年)には「喉頭摘出者団体アジア連盟福祉基金」を設定して皆様の協賛をお願いし、各方面より多大のご協力を賜りましたものの、折悪しく経済環境の悪化に直面した事もあって目標とする基金5億円の達成には至らず平成11年3月末現在1億9,900万円にとどまっております。又金利の低下もあり、基金果実の運用計画に齟齬を来たしております。

現在スリランカの研修要請を始め、国連からはベトナムの参加希望を伝えてくる等、アジア連盟の活動に対して益々期待が高まって来ております。

また平成9年、当会は国連経済社会理事と協議資格をもつNGOとして認定されました。

これらに応えて一層努力を尽くすべく計画すると共に、今回改めて第四次基金募集として3億円を設定させて頂きました。

特定公益増進法人の認定を受け免税措置の恩典も適用されますので、皆様の一層のご理解とご賛同を賜り、基金の達成とその果実による運営の安定充実を計り、以て所期の目的を達成いたしたく存じますので何卒宜しくお願い申し上げます。

平成11年4月

喉頭摘出者団体アジア連盟

社団法人 銀鈴会

会長 中村正司

 

 

 

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